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プラハのおすすめグルメ・レストラン

ダン・シュパニヘル 更新日 コメントはまだありません

プラハはチェコの首都で、2001年から暮らしている僕のホームタウンです。

プラハでランチやディナーをどこで食べるか迷っていませんか?市内にはミシュランの星付きレストランが5軒、街を少し出たところにはチェコ初の2つ星、さらにミシュランレストランのリストに載る店が数十軒あります(2026年9月14日現在)。おいしい各国料理や、なによりチェコ料理を出すレストランは数えきれません。ファーマーズマーケットとそこで味わうストリートフード。思わず立ち寄りたくなる素敵なカフェやケーキ屋さん。そして「百塔の街」プラハの絶景。これで心が動かないはずがありません!❤️

旅先ではほぼ地元の料理しか食べない僕ですが、家のあるチェコでは各国料理の誘惑にも勝てません。それでも、伝統的なチェコ料理への愛はゆるぎません。以下のおすすめは、どれも僕がふだんから食べ歩き、すばらしい食体験を探し続けて見つけたものです。食体験は料理だけで決まるわけではありません。店の雰囲気や、オーナーたちから伝わってくる熱意にすっかり魅了されることもあります。

プラハ城近くのレストランKuchyňのテラスから眺めるプラハ。
プラハ城近くのレストランKuchyňのテラスから眺めるプラハ。

プラハで絶対食べたいもの

ほかの多くの街とちがって、プラハには独自の名物料理がそれほど多くありません。チェコの定番料理のほとんどは国じゅうで共通です。それでも、ここで生まれた名物が2つあり、どちらもぜひ味わってほしい逸品です。

  • プラハハム。最初に作ったのはプラハの肉屋フランティシェク・ズヴィエジナ(František Zvěřina)で、1857年のことです。ただ、その名を広めたのは食肉加工職人のアントニーン・フメル(Antonín Chmel)でした。1879年にプラハのズヴォナルシュカで製造を始め、彼の骨付きハムはウィーンの宮廷にまで届けられました。プラハハムは2018年からEUの伝統的特産品保証(TSG)に登録されています。特徴は楕円形の「プラハカット」と、ほのかな燻製の香りです。最高品質のものを味わいたいなら、旧市街広場の観光客向け屋台は避けて、精肉店Naše masoへ行ってください。後悔はさせません。
  • オープンサンド「フレビーチェク」。チェコのお祝いの席に欠かせないこのごちそうは、プラハ生まれです。1916年、惣菜店を営むヤン・パウケルト(Jan Paukert)がナーロドニー通りの自分の店の客のために考案し、チェコスロバキア初代大統領のT・G・マサリクも好んで食べていました。いまプラハでいちばんおいしいフレビーチェクが買えるのは、スーパーではなく惣菜店です。僕の行きつけはLibeřské lahůdkyと、ケーキ屋さんのOvocný Světozorです。
  • …さらに数十種類のチェコ料理はこちらのリストで。チェコで絶対食べたいもの
プラハの伝統的な郷土の名物、プラハハム。
プラハの伝統的な郷土の名物、プラハハム。

プラハで避けたいもの

  • トルデルニーク。トルデルニーク(トルドロ)は、プラハの観光エリアでは至るところで売られていますが、チェコの伝統料理ではありません。ルーツは、現在のルーマニアのトランシルヴァニア地方に伝わる「煙突ケーキ」クルトシュカラーチで、1679年にはすでにレシピが記録されています。スロバキアの町スカリツァにも、EUの地理的表示で保護された「スカリツァのトルデルニーク」という本物の伝統があります。ところがプラハの旧市街広場にトルデルニークが登場したのは、2002年の復活祭マーケットのとき。チェコの伝統としてではなく、観光客向けのアトラクションとしてでした。チェコのものではない「チェコの伝統菓子」というこの矛盾は、BBCでも取り上げられています。チェコの本当の甘いパンを知りたいなら、トルデルニークよりも、フレッシュチーズやプラムジャム、ケシの実をのせたイースト生地の伝統菓子パン「コラーチェ」のほうがずっとおすすめです。プラハの歴史地区で僕がおいしいコラーチェを買いに行くなら、ツェレトナー通りのKolacherieです。ほかのお店は「プラハのおすすめコラーチェ」をご覧ください。
観光客向けのトルデルニークより、チェコの伝統的なコラーチェを選ぶのが断然おすすめ。
観光客向けのトルデルニークより、チェコの伝統的なコラーチェを選ぶのが断然おすすめ。

プラハ歴史地区のおすすめレストラン

観光客がいちばん多いエリアでは、レストラン選びに細心の注意が必要です。観光客向けの落とし穴がもっとも多いのが、まさにここだからです。以下の店は、僕が実際に確かめた例外です。店名のあとに、いちばん近い歴史的名所を添えています。

  • レストラン420、旧市街広場。天文時計の真向かいにある、ラデク・カシュパーレク(Radek Kašpárek)が手がける店で、ゴシック様式の地下室に自家製パン工房があります。ここの豚の脂かす入りパガーチ(小さな塩味の焼き菓子)とロールパンは、僕がこれまで食べたなかで最高かもしれません。
  • レストランMincovna、旧市街広場。
  • Skautský institut、旧市街広場。
  • ベジタリアンレストランMaitrea、旧市街広場。
  • レストランKuchyň、プラハ城。古い料理書にもとづくチェコ料理と、プラハ全体を見渡せるテラスが魅力です。海外からのお客さんをたった1か所だけ連れて行くとしたら、僕は迷わずここを選びます。
  • レストランTāst、プラハ城。
  • レストランŪvoz、プラハ城。
  • レストランMlýnec、カレル橋。カレル橋を目の前に望む一流の美食レストランです。プラハの歴史地区でどこで食べればいいかと聞かれたら、僕はいつも迷わずMlýnecをすすめています。
  • レストランPork's、カレル橋。完璧にカリカリに焼き上げた豚すね肉のローストが名物で、開店前から行列ができるのが当たり前です。
  • Bistro Roesel - beer & food、カレル橋。プラハ屈指の観光スポットにひっそりとたたずむビールの穴場で、極上のクラフトビールが普通の値段で飲めます。
レストランKuchyňの庭園から眺める百塔の街プラハ。
レストランKuchyňの庭園から眺める百塔の街プラハ。

プラハのおすすめチェコ料理店

いまのプラハでは、パブや大衆食堂からミシュラン掲載店まで、さまざまな場所で正統派のチェコ料理が味わえます。僕のお墨付きの店はこちらです。

  • レストランVýčep。ヴィノフラディ地区にある、イジー・フラホヴィー(Jiří Hrachový)が手がける、モラヴィアのワラキア地方をテーマにしたモダンなパブです。2025年12月からミシュランのビブグルマンを獲得しています。ランチは事前にテーブルを予約してください。
  • レストランKuchyň。プラハ城の門を目の前に、古いチェコの料理書にもとづく料理を出しています。名物のディルのクリームソースは、それだけを目当てに足を運ぶ価値があります。Kuchyňにはいつも「ビール1杯だけ」のつもりで行きます。でも、1杯で終わったことは一度もありません。
  • Hostinec na Výtoni。プラハでいちばんおいしい鴨は?僕にとってはここの鴨です。特製のジョスパーグリルを使って炭火で焼き上げ、皮はまるで豚の脂かすのようにカリカリ。夜は予約が欠かせません。
  • レストランKamin。ミール広場にある、マハーチェク兄弟の家族経営の店です。チェコの定番料理を、ひと味大胆なアレンジで楽しめます。
  • レストランU Matěje。料理番組「マスターシェフ・チェコ(MasterChef Česko)」の審査員、ヤン・プンチョハーシュ(Jan Punčochář)が率いる、正統派のチェコ料理を見事に仕上げる店です。
  • レストランNa Kopci。スミーホフ地区の高台にある小さな家族経営のレストランで、フランスの技法とチェコ料理を組み合わせています。ミシュランのビブグルマンを2015年から途切れることなく獲得し続けていて、これはプラハで最長の記録です。テーブルは数卓しかなく、たいてい満席。ここでは予約が欠かせません。
  • レストランU Kalendů。
  • レストランKastrol。
  • 食堂Pohotovka。僕にとって、プラハの大衆食堂の女王といえばここです。ストドゥールキ地区にあるこのセルフサービスの食堂には、毎日お昼になると行列ができ、作業着の職人さんたちと近くのオフィスのビジネスマンが肩を並べて順番を待っています。僕もすぐ近くに住んでいるので、よくこの列に並んでいます。
  • 食堂Jídlovice。僕にとって、いまプラハでいちばんのセルフサービス食堂です。運営者がチェコ人の好きな料理を本気で考え抜いていて、スタッフの動きはまるで精密機械のように無駄がありません。
Hostinec na Výtoniのグリルした鴨。プラハでいちばんだと僕は思います。
Hostinec na Výtoniのグリルした鴨。プラハでいちばんだと僕は思います。

プラハのおすすめビアパブ

プラハはビール大国で、ほんの数軒だけを選ぶのはほとんど不可能です。手始めにぴったりなのがプラハのビール動物園。動物の名前がついたプラハのパブ11軒をめぐる非公式のルートで、バロック様式の居酒屋U Černého vola(「黒い雄牛」の意)からカルリーン地区の醸造所ドヴァ・コホウティ(Dva Kohouti)までが含まれます。僕自身がいちばんよく足を運ぶのはプラハ城のふもとです。U Černého volaではモラヴィアの香りの強い小さな熟成チーズをつまみにコゼルを、U Hrocha(「カバ」の意)ではピルスナー・ウルケルを飲みます。ほかにも、プラハで僕がビールを飲みに行く店はこちらです。

  • Automat Matuška。マトゥシュカ(Matuška)のビールは、ジホヴェツ(Zichovec)と並んで僕の大好きな銘柄で、デイヴィツェ地区のAutomatでは完璧な状態で注いでくれます。醸造所クロック(Clock)のノンアルコールビール「Krystus」の生(そう、ここではライバル醸造所のビールも出しているんです!)は、チェコでいちばんおいしいノンアルコールビールだと僕は思っています。
  • Čep & Pec。クラフトビールの醸造所とパン屋がひとつになった店です。地元の醸造所フォー・エレメンツ(Four Elements)のビールはキレがあり、店内にはちょっぴりパンクで、ヌスレ地区らしいヒップスターの空気が漂っています。
  • Pivovarský klub Benedict。
  • Lokál U Bílé Kuželky。
  • Pult。
  • U Glaubiců。
  • Vinohradský pivovar。
  • Sedm°。
  • Dno pytle。
  • Nubeerbar。

歴史ある名店として、U PinkasůとU Flekůもあげておきます。

Automat Matuškaで開栓したばかりのビールの木樽。
Automat Matuškaで開栓したばかりのビールの木樽。

プラハの美しい歴史的カフェ

19世紀末から20世紀初めにかけてのカフェには、チェコの文化人たちが集いました。そしていまも、そこでコーヒーを楽しめます。

  • Café Savoy。Café Savoyの歴史は1893年にさかのぼり、店内でひときわ目を引くのが文化財に指定されたネオルネサンス様式の天井です。自家製ベーカリーのパンやデザートで知られ、プラハで贅沢な朝食をとるならここ、という人気店のひとつです。
  • Café Louvre。1902年に開店し、まもなくプラハの知識人が集う中心地になりました。チャペック兄弟やフランツ・カフカ、それにプラハ滞在中のアルベルト・アインシュタインも常連でした。共産主義時代に荒廃したのち、修復されて1992年に再オープンしています。
  • Café Imperial。1914年創業のこのカフェは、壁も天井もレリーフ入りの何千枚ものタイルで覆われています。アール・ヌーヴォーとアール・デコの融合は、プラハでもほかに類を見ません。現在はシェフのズデニェク・ポールライヒ(Zdeněk Pohlreich)の店として知られています。
  • Café Slavia。国民劇場の向かいにある、プラハのカフェ文化を体現する店で、1884年に開店しました。大きな窓からはヴルタヴァ川とプラハ城のすばらしい眺めが広がります。常連には詩人ヴィーチェスラフ・ネズヴァル、チャペック兄弟、そしてこのカフェの再開に自ら尽力したヴァーツラフ・ハヴェルもいました。
  • Foyer Café。プラハ本駅の改装されたファンタ・ビルにある2フロアのカフェで、2024年9月にオープンしました。隣のFantova kavárnaよりも目立たない場所にありますが、僕にとってはそこがまたおもしろいところ。ここだけの話、乗る列車が遅れたら、待ち時間を過ごすにはFoyer Caféがいちばんだと思います。
  • Fantova kavárna。チェコを代表するアール・ヌーヴォー建築のひとつです。建物は建築家ヨゼフ・ファンタの設計で1901~1909年に建てられ、カフェはかつての出発ホールにあります。大規模な修復を経て、2023年12月に一般公開が再開されました。メインの地下通路を通ってホームへ向かうと、吹き抜けの天井越しにちょうど頭上に見えます。僕はいつも、つい見上げてしまいます。
Café Imperialのアール・デコ様式の店内には、この様式を愛する人ならだれもが心を奪われるはず。プラハでもっとも美しいレストランのひとつです。
Café Imperialのアール・デコ様式の店内には、この様式を愛する人ならだれもが心を奪われるはず。プラハでもっとも美しいレストランのひとつです。

プラハのおすすめ美食体験レストラン

プラハのファインダイニングは、僕の記憶にあるかぎり、いまが最高の時期です。2025年12月には、Papilioがチェコのレストランとして初めてミシュランの2つ星を獲得しました。僕が自分で確かめた美食体験の店はこちらです。

  • Restaurant Papilio ⭐⭐。シェフのヤン・クネドラ(Jan Knedla)はロンドンから香港までミシュランの星付き厨房で経験を積み、2025年12月、Papilioをチェコ初の2つ星レストランに導きました。場所はプラハからすぐのヴィソキー・ウーイエズドで、わざわざ足を延ばす価値があります。ディナー全体で僕がいちばん印象に残ったのは、ニンジンと味噌とピスタチオのひと皿でした。
  • レストランField ⭐。ラデク・カシュパーレクは2016年からミシュランの星を保持し、いまでは料理の仕上げをテーブルの目の前で行います。Fieldが売っているのは料理ではなく、3時間のショーの最前列のチケットです。しかも、コースの始まりに出てくるパンほどおいしいパンを、僕は人生で一度も食べたことがありません。
  • レストランLa Degustation Bohême Bourgeoise ⭐。チェコの食材とレシピだけにこだわった料理でミシュランの星を獲得し、2012年から守り続けているチェコで唯一の店です。チェコの甘酸っぱいトマトソースをキャンディー仕立てにしたひと品は、本当に長いあいだ記憶に残りました。
  • レストランMarie B。大げさではなく、プラハで、いやチェコ全体でもいちばん独創的なファインダイニングかもしれません。カルト・ブランシュ(いわば完全なおまかせ)のコンセプトで、お皿の上のものが何なのかは食べ終わるまでわかりません。La Degustationの、年下で生意気な妹分といったところ。派手な落書きで埋め尽くされた扉の向こうの世界に、怖がらずに足を踏み入れてみてください。
  • レストランVallmo。ナープラフカ河岸の近くにある、ケシの花をモチーフにした控えめな店ですが、その料理はグルメのあいだでもっと話題になっていいはずです。ここよりおいしいホースラディッシュソースをレストランで食べたことがあったか、いくら記憶をたどっても思い出せません。たぶん一度もないでしょう。
  • レストランDejvická 34。チェコの料理賞「ズラティー・クハシュ(金のシェフ)」2024年の受賞者、トマーシュ・チェルニー(Tomáš Černý)によるイタリア料理の店で、ミシュランのビブグルマンを獲得しています。予約のときに、厨房を目の前に見渡せるシェフズテーブルをリクエストできます。
  • レストランPot-au-feu。席数は35。料理の技にすべてを注ぐ店です。ヤン・クラツィーク(Jan Kracík)によるフランスの古典料理、ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau)の3トック(コック帽)、そしてチェコ最高のサービス。仔牛の頭肉のグリビッシュソース添えは、プラハの美食マップでもめったに出会えないひと品です。
Restaurant Papilioのニンジン、味噌、ピスタチオ、タラゴンのひと皿。ディナー全体でいちばん印象に残った一品です。
Restaurant Papilioのニンジン、味噌、ピスタチオ、タラゴンのひと皿。ディナー全体でいちばん印象に残った一品です。
プラハの美食体験レストランVallmo、鯉のタルタル、きゅうりのスープ、ジン、スグリ、ザワークラウト入りのパンケーキ。
プラハの美食体験レストランVallmo、鯉のタルタル、きゅうりのスープ、ジン、スグリ、ザワークラウト入りのパンケーキ。

プラハのおすすめブランチ

プラハで過ごす週末のブランチが、僕は大好きです。実際に試しておすすめできるのはこの4軒です。

  • レストランMlýnec。ワインとビールが飲み放題で、料理がテーブルに運ばれてくるスタイルのブランチで、カレル橋の眺めは信じられないほど。まだ行ったことがないなら、ぜひ足を運んでみてください。僕たちのように、閉店までいることになるかもしれません。
  • Občanská plovárna。ヴルタヴァ川のすぐほとりで楽しむ日曜のブランチです。僕にとってのハイライトはサーモンのグリーンカレー。ほかではなかなか見かけないノンアルコールのプロセッコがあるのも、とてもうれしいポイントです。
  • レストランThe Artisan。マリオットホテルの日曜ブランチで、毎週テーマが変わります。ザビヤチカ料理(豚を1頭まるごと使う伝統料理)からチョコレートまでさまざまです。チーズはミシュラン掲載店も仕入れているクラソレシー農場(Krasolesí)から届きます。
  • Buddha-Bar Prague。重さ3トンの仏像の下で楽しむアジアンブランチで、キッズスペースと託児サービスもあります。食の楽しみと、親にとっての快適さが両立するうれしい瞬間です。
Občanská plovárnaの日曜ブランチ。僕にとってのハイライトはサーモンのグリーンカレーでした。
Občanská plovárnaの日曜ブランチ。僕にとってのハイライトはサーモンのグリーンカレーでした。

プラハのおすすめワインバー・カクテルバー

  • ワインバーChampagneria。シャンパーニュ、カバ、クレマンがずらりと並ぶバーで、場所はプルーホドニー小路。チェコの国民的な少年冒険小説に描かれた迷路のような旧市街から、そのまま抜け出してきたかのような路地です。クリスマス前のアドベントの季節には、カットグラスで出てくる本格的なホットワインを飲みにここへ来ます。クリスマスマーケットではなく、そこから数百メートル離れたこの店でこそ味わえる一杯です。
  • Na břehu Rhôny。ローヌ渓谷のワインをバッグインボックスから注ぐ、セルフサービス式のワインバーのチェーンです。ヴィートニュ店に初めて立ち寄ったのはたぶん10年ほど前ですが、いまも通い続けていて、満足しなかったことは一度もありません。
  • Vinice sv. Kláry。プラハ植物園の敷地内にあり、トロヤの盆地を見渡しながらプラハ産のワインが楽しめます。
  • バーForbína。国民劇場の向かいにあるエレガントなカクテルバーで、メニューは劇場の演目から着想を得ています。バーテンダーは1杯ごとにその背景にある物語を喜んで語ってくれます。夜になると店の前に行列ができるHemingway Barとちがって、Forbínaならいまのところ問題なく席につけます。
国民劇場の向かいにあるバーForbína。店内の主役はどっしりとした石のカウンターです。
国民劇場の向かいにあるバーForbína。店内の主役はどっしりとした石のカウンターです。

プラハのおすすめデリカテッセン

プラハのおすすめコラーチェ

  • Kus koláče。プラハのヴィノフラディ地区で人気のパン屋さんで、アメリカのベーカリーとプラハのレストランEskaで経験を積んだニカ・ヴァーヴロヴァー(Nika Vávrová)が営んでいます。完璧なコラーチェを食べるなら、僕の一番のおすすめはKus koláčeです。すぐ隣には2号店「Další kus」が、さらに数メートル先にはすばらしいレストランVýčepがあります。
  • Kolacherie。ツェレトナー通りにある、ケシの実やフレッシュチーズ、フルーツ、プラムジャムをのせたチェコの伝統的なコラーチェ専門のパン屋さんです。歴史地区を訪れる観光客に、本当のチェコの伝統菓子パンを伝えようとしている姿勢にも感心します。念のため言っておくと、それはトルデルニークではありません。
  • Kro Coffee & Bakery。同じくヴィノフラディ地区の人気店です。人気ロースターのスペシャルティコーヒーに、クロワッサンからコラーチェ、天然酵母パンまで自家製の焼き菓子やパンを合わせられます。
  • ベーカリーPraktika。品質にこだわる職人のパン屋さんで、天然酵母パン、パリッとしたロールパン、甘いパン、キッシュが並びます。もちろんコラーチェもあり、Praktikaのパンはプラハのほかのカフェやレストランにも卸されています。
  • Antonínovo pekařství。パン職人がお客さんの目の前で生地を仕込んで焼き上げる、プラハのベーカリーチェーンです。パンやラードを練り込んだロールパン、具入りのコラーチェ、チェコでクリスマスに焼く甘い編みパンのほか、スープやサラダもあります。
  • Libeřské lahůdky。プラハっ子にとびきり人気のチェーン店で、フレビーチェクやケーキ、そしてもちろんチェコのコラーチェが、ほかの店よりぐっと手ごろな値段で買えます。僕の普段使いのお気に入りで、このリストのダークホースです。
  • ベーカリーartic bakehouse。コラーチェの枠からは外れますが、おまけとして紹介します。ペトシーンの丘のふもとにある、アイスランド発の天然酵母パンの店です。手のひらほどもあるキャラメルロールをテイクアウトして、数歩先のペトシーン公園のベンチで食べてみてください。
Libeřské lahůdkyにはチェコのコラーチェやケーキ、惣菜も並びますが、多くのプラハっ子のお目当てはチェコ定番のフレビーチェクです。
Libeřské lahůdkyにはチェコのコラーチェやケーキ、惣菜も並びますが、多くのプラハっ子のお目当てはチェコ定番のフレビーチェクです。

プラハのおすすめチェコ菓子

僕がいちばん好きなチェコのケーキは、キャラメルクリームをはさんだリング形のシュー菓子「ヴィエトルニーク」です。意外なことに、これまでで最高のヴィエトルニークを食べたのはケーキ屋さんではなく、レストランVýčepでした。昔ながらのケーキ屋さんなら、この2軒がおすすめです。

Výčepのヴィエトルニーク。僕のいちばん好きなチェコのケーキです。
Výčepのヴィエトルニーク。僕のいちばん好きなチェコのケーキです。

プラハのおすすめフランス菓子

  • Votre Plaisir。フルベツ夫妻のパティスリーで、フランス菓子に着想を得た完璧なデザートを作っています。マカロン、タルトレット、オーダーメイドのケーキまで。実店舗を開く前はファーマーズマーケットに出店していて、僕もそこで彼らのお菓子に出会いました。Votre Plaisirは、いまプラハでいちばんのフランス菓子店だと僕は思っています。

プラハのおすすめアイスクリーム

プラハのおすすめハンバーガー

Fatfuck smash burgersのチェダー入りスライダーとフライドポテト。
Fatfuck smash burgersのチェダー入りスライダーとフライドポテト。

プラハのおすすめスペイン料理

  • レストランEl Camino。ヴィノフラディ地区にある、ダヴィド・ベーム(David Böhm)による独創的なスペイン料理の店で、いまはシェアスタイルのテイスティングメニューで提供しています。スペインのおもてなしのお手本のような店で、最後の1席まで埋まることもしばしば。予約は早めにどうぞ。
  • レストランLa Perla de Karlín。
  • タパスバーMiró。
スペイン料理のレストランEl Caminoの牛テールのグリルサンド、クローブのグラニテ添え。力強い味わいが完璧です!
スペイン料理のレストランEl Caminoの牛テールのグリルサンド、クローブのグラニテ添え。力強い味わいが完璧です!

プラハのおすすめアジア料理

アジア料理は僕の大好物のひとつで、プラハは意外なほどアジア料理が充実しています。その中心地が、リブシ地区にあるベトナム人の市場サパです。僕はもう20年以上、食事にも買い物にもここへ通っています。サパのおすすめビストロランキングと市場の完全ガイドは、別ページのサパ(プラハ)にまとめています。では、サパ以外でアジア料理を食べるならどこがいいでしょうか?

  • ベトナム料理のビストロNhà hai hành。僕にとって、スミーホフ地区にあるちょっとしたベトナム料理の穴場です。ミシュランの星付きLa Degustationで腕を磨いたシェフのトマーシュ・ツィブルカ(Tomáš Cibulka)が、ベトナム人の妻フオン・アインと一緒に、自虐をこめて「パンク」と名乗るビストロを営んでいます。ホットポットは少なくとも48時間前までの注文が必要ですが、その価値は十分あります。
  • レストランPho 100。アンジェル地区でいちばんおいしいフォーの店です。スープの味は完璧で、ミシュラン級の洗練ぶり。米麺はハノイから直輸入した機械で作っています。
  • ベトナム料理レストランRice Field。ヴィノフラディ地区で、ベトナムの伝統的な家庭の食卓「マム・コム」を囲めます。ベトナムの家族の夕食のように、ひとつのテーブルにいくつもの料理が並びます。
  • ビストロBON Fresh Ramen & Soba。毎日手打ちする麺のラーメンを、日本の路地裏のような空間で味わえます。座るのは背もたれのないプラスチックの丸椅子ですが、ここで大事なのは座り心地ではありません。それでも僕は、またあの丸椅子に座りに行きたくなります。
  • レストランIsai Ramen。デイヴィツェ地区で食べられる完璧なラーメンです。お客さんの大半は日本人でした。アジア料理の店にとって、これ以上の太鼓判はないと思います。
  • レストランTakumi。セノヴァージュネー広場にある評判の小さな店です。唐揚げ担々麺は絶品で、餃子は僕がスマホを取り出すより早くお皿から消えていました。
  • レストランMatsuri。レトナー地区にある日本の居酒屋で、大阪出身のシェフが焼くお好み焼きが名物です。
  • 中華料理店Hua Long Zhai。プラハでいちばんおいしい中華の餃子と、カンフーの経歴をもつカリスマ的な女性オーナーが魅力です。オーナー自らお客さんを出迎え、料理選びの相談にものってくれます。
  • Chi Xiao Mian。ヴィノフラディ地区で食べられる、重慶の辛い麺「小麺(シャオミェン)」の店です。ところが、覚悟していたほどの激辛ではありませんでした。プラハ向けに辛さを抑えたのか、評判のほうが大げさだったのか、どちらかでしょう。
  • 韓国料理店Bonjuk and Dosirak Cafe。ビビンバからカリカリのタッカンジョンまで、韓国の定番料理がそろっています。
  • レストランShrimii Kitchen。アジア各地を横断するモダンな料理の店です。「Ulan Bato」ヌードルは、アジアのあらゆる色がひと皿に集まったような一品です。
  • 寿司と日本の定番料理。僕のお墨付きはYamato、Mash Hana、Katsuraです。
  • インド料理。プラハではSangam、Namaste、Rangoli、Curry House、Indian by Natureがおすすめです。
  • アジア食材。まとめ買いならサパにあるTamda Foods、ちょっとした買い物なら、ショッピングセンターのパラディウムから数歩のズラトニツカー通りにある目立たない食料品店へ。冷蔵ケースには新鮮なパクチーとエゴマの葉がぎっしり詰まっています。
ベトナム料理レストランRice Field、家庭の食卓「マム・コム」を囲むスタイル。
ベトナム料理レストランRice Field、家庭の食卓「マム・コム」を囲むスタイル。

プラハのおすすめアメリカンBBQ

アメリカンBBQの特徴は、堅い木材の煙で肉をじっくり時間をかけて焼き上げることです。肉はジューシーなまま、ほかにはない風味をまといます。プラハで本格的なアメリカンBBQを味わうなら、評判の高い次の2軒のどちらかがおすすめです。

  • Big Smokers。プラハのホレショヴィツェ地区にあるBBQレストランで、プルドポーク、豚バラ、ビーフブリスケット、スペアリブがそろいます。コンボメニューで何種類かの肉を食べ比べるのがおすすめ。おなかいっぱい、のどもすっかり潤って帰れること間違いなしです!
  • Hell Smoke BBQ。プラハのウーイエズド通りにあるレストランで、堅い木材の煙と熱だけを使う伝統的な「ロー・アンド・スロー」で知られています。プルドポーク、ビーフブリスケット、パストラミ、自家製ソーセージのどれもが完璧です。
プラハのレストランBig SmokersのアメリカンBBQ。
プラハのレストランBig SmokersのアメリカンBBQ。

プラハのファーマーズマーケット

ファーマーズマーケットは、プラハのストリートフードを味わういちばん楽しい方法です。このガイドで紹介している店のいくつかも、僕はかつてマーケットで見つけました。

僕のほかのプラハガイド

プラハの食については書き続けていて、テーマによっては定期的に更新する個別の記事にまとめています。

  • プラハのおすすめランチ。大衆食堂からミシュラン掲載店までランチをまとめた、僕のいちばん大きなプラハガイドです。
  • チェコのミシュランレストラン。プラハの店も含めた完全リストです。
  • プラハで聖マルティンの日のガチョウ料理を食べるなら。
  • プラハでクリスマスイブのディナーを楽しむなら。
  • プラハで大みそかを過ごすなら。

この街に住んで25年になりますが、プラハはいまも汲めども尽きぬ魅力にあふれています。新しい店も、まだ行ったことのない古いパブも、いつだって見つかります。行ってみたい店のリストは、チェックを入れるより速いペースで伸びていきます。

プラハのグルメを満喫してください!

ダン・シュパニヘル

ダン・シュパニヘル

僕はダン。屋台の一皿からミシュランの星まで、自分の舌で確かめたものだけを書いています。おいしいもののために世界の半分を旅して、ありとあらゆるものを - ときには、とんでもないものまで - 試してきました。

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チェコ

プラハのレストランLa Degustation Bohême Bourgeoise ⭐ - ミシュランの星に輝くチェコ料理へのオマージュ

La Degustation Bohême Bourgeoiseは、チェコの食材とレシピだけで組み立てた料理でミシュランの星を獲得し、守り続けているチェコ唯一のレストランです。オロモウツのトヴァルーシュキ(香りの強い熟成チーズ)やビーツ、鯉といった伝統的な食材が、ここでは思いがけないモダンな姿に生まれ変わり、チェコ料理の可能性を押し広げています。

チェコ

420 - プラハ旧市街広場でいちばんのレストラン

プラハの旧市街広場にあるレストラン420は、チェコ料理を独自のスタイルで楽しませてくれる一軒です。プロジェクトを率いるのは有名シェフのラデク・カシュパーレク。厨房を仕切るのはマレク・コミネク、デザートを手がけるのはカテジナ・ブロドニアンスカです。見事に修復された建物には美しい中庭があり、旧市街の天文時計の真向かいに位置しています。

チェコ

Občanská plovárna - ヴルタヴァ川沿いの日曜ブランチ

Občanská plovárnaのブランチは毎週日曜に開かれ、メニューは2か月ごとに変わります。前菜は食べ放題で、卵料理の朝食メニュー、メインディッシュ、ミニデザートも楽しめます。対象のソフトドリンク、ワイン、ビールも飲み放題です。