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Buddha-Bar Prague - 託児サービス付きのアジアンブランチ

ダン・シュパニヘル チェコ 更新日 コメントはまだありません

プラハのヤクプスカー通りにあるBuddha-Bar Pragueは、18年の営業を経て、プラハのグルメシーンにすっかり定着しました。重さ3トンの仏像が鎮座する2フロアの地下空間は、いわゆる「イータテインメント」(食とエンターテインメントの融合)の店。スピーカーからクラブミュージックが流れ、店内をサックス奏者が歩くなか、夜のテイスティングメニューを楽しみに人々がやって来ます。

Buddha-Bar Prague - 重さ3トンの仏像が店の主役です。
Buddha-Bar Prague - 重さ3トンの仏像が店の主役です。

ところが9月から5月までの毎週日曜日、この夜の店は意外な変身を遂げます。正午ちょうどになると、店内はがらりと家族向けの雰囲気に変わり、アジアンスタイルのブランチが始まるのです。

定額で楽しむアジアのごちそう

日曜ブランチはセルフサービスのビュッフェ形式です。1人1,599コルナ(約12,500円)の定額で、4時間にわたって料理と一部のドリンクが食べ放題・飲み放題になります。料理はいくつもの充実したコーナーに分かれていて、アジア料理のいいところをひと通り押さえています。

Buddha-Bar Prague - 寿司が並ぶコールドコーナー。
Buddha-Bar Prague - 寿司が並ぶコールドコーナー。

コールドコーナーには新鮮な寿司がずらりと並び、軽やかなアジア風サラダもいろいろそろっています。牡蠣を盛った大皿もありました。

Buddha-Bar Prague - サラダが並ぶコールドコーナー。
Buddha-Bar Prague - サラダが並ぶコールドコーナー。
Buddha-Bar Prague - 新鮮な牡蠣。
Buddha-Bar Prague - 新鮮な牡蠣。

保温容器が並ぶホットコーナーには、アジア料理の人気メニューが勢ぞろい。ふたを開けると、定番のアジア料理に混じって、こんがり焼き上げた餃子、きつね色に揚がったエビの天ぷら、ピリ辛のイカフライが待っています。

Buddha-Bar Prague - エビの天ぷら、ピリ辛のイカフライ、餃子。
Buddha-Bar Prague - エビの天ぷら、ピリ辛のイカフライ、餃子。

肉好きにうれしいのは、口の中でほろりとほどけるじっくり焼いたスペアリブや、ジューシーな鴨胸肉。そして甘めの味噌に漬けたサーモンが、本当に絶品です。

Buddha-Bar Prague - サーモンの味噌漬け、レッドカレー。
Buddha-Bar Prague - サーモンの味噌漬け、レッドカレー。

スープコーナーでは、好みに合わせて自分でスープを仕立てられます。僕が訪れたときはタイの定番スープ、トムヤムでした。エビやキノコ、ハーブ、シャキシャキの野菜を盛った小鉢がずらりと並んでいます。

Buddha-Bar Prague - デザートコーナー。
Buddha-Bar Prague - デザートコーナー。

ごちそうの締めくくりはデザートコーナー。トロピカルフルーツや軽いムースから、濃厚なチョコレートケーキまで、甘いものがたっぷり用意されています。

さらに、自家製レモネードやコーヒーなど、一部のドリンクも飲み放題です。

特等席のテーブルと託児サービス

いつもの夜のイメージといちばん違うのは、小さなお客さんへの向き合い方です。ブランチの時間帯のBuddha-Barは、子どもを仕方なく「受け入れている」だけの店ではありません。子どもたちがしっかり楽しめる場所になっていて、設備の整った託児付きのキッズスペースがあります。しかも5歳までの子どもは無料です。

キッズスペースのすぐそばには、テーブルが2つか3つあります。この「特等席」を選べば、わが子からずっと目を離さずに、エビの天ぷらを味わいながらのんびり食事ができます。グルメの楽しみと子育て中の安心が両立する、うれしいひとときです。

Buddha-Bar Prague - 店内の様子。
Buddha-Bar Prague - 店内の様子。

ひとつの中華鍋の前で18年

料理の質を支えているのは、2008年の開店以来ずっとBuddha-Barの厨房に立ち続けている料理長ヤン・ヴォラーチェク(Jan Voráček)です。料理人が数年ごとに職場を移るのが当たり前の目まぐるしい飲食業界で、18年も同じ店にいるのはとても珍しいことです。

ヴォラーチェクはこの店ならではの事情を知り尽くしていて、保温容器に入れた料理の質と鮮度を保つのがどれほど難しいかもよくわかっています。だから一度に並べる量はあえて多すぎず、そのぶんこまめに補充されます。料理長みずからブランチの給仕に立つのも好感が持てます。

Buddha-Bar Prague - 中二階の木製のバー。
Buddha-Bar Prague - 中二階の木製のバー。

この日曜の家族向けスタイルは、経営の面から見てもお客さんの側から見ても大正解です。ふだんなら空いてしまう時間帯に、広々とした店のたくさんの席を生かせるからです。キッズスペースでの託児は、ほかの店にはない大きな強みになっています。

Buddha-Barのブランチ、もう試してみましたか?

ぜひ味わってみてください!

Buddha-Bar Prague

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ダン・シュパニヘル

ダン・シュパニヘル

僕はダン。屋台の一皿からミシュランの星まで、自分の舌で確かめたものだけを書いています。おいしいもののために世界の半分を旅して、ありとあらゆるものを - ときには、とんでもないものまで - 試してきました。

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